【ホワイトデーコラム】Vol.01 ホワイトデーの由来と起源
3月14日のホワイトデーは、バレンタインデーにチョコレートやプレゼントをもらった男性が、女性へ感謝の気持ちを込めて贈り物をする日です。
定番のお返しといえば、キャンディーやマカロン、クッキー、チョコレートなどのお菓子ですが、最近ではフラワーギフトやコスメを贈る男性も増えているようです。
では、そもそもホワイトデーの由来をご存じですか？
今回は、ホワイトデーがどのように誕生し、どのように広まったのか、その歴史を紐解いていきます。
本コラムの要約
1. ホワイトデーとは？
ホワイトデーは、バレンタインデーにプレゼントをもらった男性が、感謝の気持ちを込めて女性にお返しをする日。従来はお菓子が定番だったが、近年ではフラワーギフトやバラなどの贈り物も人気。
2. ホワイトデーの由来と起源
ホワイトデーは日本発祥のイベントで、福岡の老舗菓子店が「マシュマロの日」として提案したことが始まり。その後、「ホワイトには縁起が良い意味がある」として、現在のホワイトデーとして定着。1980年以降、デパートや企業のキャンペーンを通じて全国に広まった。
3. 最新のホワイトデートレンド（2025年版）
最近はフラワーギフトが人気を集め、特に「愛」を象徴するバラのプレゼントが注目されている。また、サプライズをしやすいことから、ホワイトデーにプロポーズする男性も増加傾向。
4. 2025年のホワイトデー情報
2025年のホワイトデーは金曜日。週末デートを計画しやすく、特別な日を演出するのに最適。大切な人へのギフト選びやデートプランの参考に！
3月14日がホワイトデーになった理由とは？
バレンタインデーのルーツと“愛の誓い”
バレンタインデーの起源は、3世紀のローマ帝国にまでさかのぼります。
当時、皇帝クラウディウス2世は「兵士が家庭を持つと士気が下がる」と考え、結婚を禁止する法律を制定しました。しかし、キリスト教の聖職者であった聖バレンタインは、この法律に反して、密かに恋人たちの結婚式を執り行っていました。
この行為が皇帝の怒りを買い、聖バレンタインは処刑されてしまいます。その日が2月14日でした。
そして、その1か月後の3月14日に、恋人たちが改めて愛を誓い合い、結婚したという伝説が、ホワイトデーの起源のひとつとされています。
実は日本生まれのホワイトデー！
ホワイトデーの発祥については諸説ありますが、有力とされているのが日本の菓子業界のプロモーションです。
福岡の老舗菓子店が、「バレンタインデーのお返しの日」として「マシュマロの日」を提案したのが始まりとされています。
その後、1973年に「ホワイトには“幸運を呼ぶ”“縁起が良い”という意味がある」として、バレンタインデーの1か月後の3月14日をホワイトデーと名付ける動きが広まりました。
1980年には「愛にこたえるホワイトデー」というキャッチコピーのもと、デパートなどで大々的なキャンペーンが展開され、「いただきものにはお返しをする」という日本の文化と相まって、一気に定着しました。
第1回のホワイトデーでは、キャンディーの即売イベントが開催され、その後も**「好きな女の子にキャンディーを贈ろう」「僕からも、愛」などのキャッチフレーズとともに、毎年新たなマーケティングが行われました。
やがて、バレンタインの「義理チョコ」文化が広まると、ホワイトデーにはお返しを選ぶサラリーマンたちでデパートが賑わう光景が見られるように。
近年では「友チョコ」文化の浸透により、男女を問わず友人同士でプレゼントを交換するイベントとしても楽しまれています。
現在では、ホワイトデー市場は約1400億円規模ともいわれ、バレンタインデーと並ぶ日本独自の一大イベントとして成長しています。
ホワイトデーの新たなトレンド
近年、20代から30代の未婚社会人の間では、ホワイトデーのお返しにフラワーギフトが注目を集めています。特に、バラは「愛」や「美」を象徴する花として人気が高く、プロポーズの際にも選ばれることが多いです。また、ホワイトデーにプロポーズを計画する男性も増えており、クリスマスに次ぐ人気のプロポーズ日となっています。
ホワイトデーはプロポーズのチャンス！
最近ではホワイトデーにプロポーズする男性も増えているそうです。「お返し」だけでなく、サプライズの演出がしやすいことから、ホワイトデーはクリスマスに次ぐ人気のプロポーズデーとして注目されています。
今回は、ホワイトデーの由来と歴史についてご紹介しましたが、いかがでしたか？
お菓子業界の広告戦略から生まれたホワイトデーが、今では恋人やパートナーに感謝や愛を伝える特別な日として定着しているのは興味深いですね。
2025年の3月14日は金曜日。金曜夜の仕事帰りのデートや週末のデートで、ホワイトデーの由来やロマンチックな歴史について話してみるのも素敵ですね。
ぜひ、大切な人にフラワーギフトやバラを添えて、思い出に残るホワイトデーを過ごしてください。
